支援機器とは
支援機器とは、障害を持つ方の生活を支援する機器のことです。
支援機器は障害を持つ方が自立した生活を送る上で欠かせないものとなっています。支援機器は、障害を持つ方の自立支援、社会参加を促すために広く普及されてきました。
支援機器の課題
支援機器開発の50%は製品が上市されないことが知られています。未製品化の要因として、ニーズの把握が不十分、出口戦略を開発初期から想定していない、医療福祉専門職等との連携不十分などが挙げられます。
真に現場で必要とされる
支援機器の創出をサポートします
厚生労働省自立支援機器イノベーション人材育成事業
事前説明会動画
事業内容の説明は、2024/7/9に実施した上の事前説明会の録画をご覧ください
支援機器とは、障害を持つ方の生活を支援する機器のことです。
支援機器は障害を持つ方が自立した生活を送る上で欠かせないものとなっています。支援機器は、障害を持つ方の自立支援、社会参加を促すために広く普及されてきました。
支援機器開発の50%は製品が上市されないことが知られています。未製品化の要因として、ニーズの把握が不十分、出口戦略を開発初期から想定していない、医療福祉専門職等との連携不十分などが挙げられます。
本プログラムでは、デザイン思考により多岐にわたる障害当事者及びその支援者のニーズを的確にとらえます。ニーズ発掘(調査)、ブレインストーミングを通したアイデア出し、プロトタイピングを経て、事業化を考慮した最終コンセプト決定までを行います。障害当事者、医療福祉専門職、エンジニア、ビジネス人材等が一体となったチームを構成し、支援機器開発に特化した人材を育成します。
講義
ワークショップ
ヒアリングと観察
伴走支援
・現場観察や障害当事者のヒアリングを通したニーズ発掘、支援機器特有の規制や支給制度等を講義・ワークショップを包括的に行います。6ヶ月間でビジネス性を考慮した、現場で継続的に使われる支援機器の開発を目指します。各講義の終了後には課題を用意し、主体的に取り組んでいただくことで参加者の理解を深めます。
・本プログラムは大阪会場、東京会場の2ヶ所で実施します。どちらも同じプログラムを提供いたします。居住地に近いエリアをご選択ください。なお参加する際の旅費、交通費は各自ご負担となります。
開催回 | 開催地 | 開催日時 | 内容 | 形態 | 次回までの課題 |
---|---|---|---|---|---|
第1回 | 大阪 | 9/14(土) 9:15〜17:00 |
1Day ワークショップ 障害に関する講義、事前テスト |
講義/ワーク | ワークショップの題材からニーズの作成演習 |
東京 | 9/28(土) 10:00〜18:00 |
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第2回 | 大阪 | 10/5(土) 9:15〜17:00 |
ヒアリングまたは現場観察 ニーズステートメントの作成 |
ワーク/ヒアリング | インタビュー結果から課題の整理 ニーズステートメントの作成 |
東京 | 10/19(土) 10:00〜18:00 |
||||
第3回 | 大阪 | 11/2(土) 9:15〜17:00 |
ニーズの深掘り・調査、ヒアリング | 講義/ワーク/ ヒアリング |
ニーズ調査の深掘り(点数付け) ニーズクライテリアの作成 |
東京 | 11/16(土) 10:00〜18:00 |
||||
第4回 | 大阪 | 11/23(土)※1 10:00〜18:00 |
障害の捉え方、特許、周辺の規制・規格、支給制度、流通 | 講義 | 取り組むニーズの決定 |
東京 | |||||
第5回 | 大阪 | 12/14(土) 9:15〜17:00 |
アイデア出し、コンセプト検討 ヒアリング ビジネス設計の講義 |
講義/ワーク/ ヒアリング |
ニーズ調査の深掘り(点数付け) |
東京 | 12/21(土) 10:00〜18:00 |
||||
第6回 | 大阪 | 1/11(土) 9:15〜17:00 |
ビジネス設計の調査 プロトタイピングと検証 |
講義/ワーク/ ヒアリング |
特許、規制、支給制度、ビジネスモデル調査 |
東京 | 1/25(土) 10:00〜18:00 |
||||
第7回 | 大阪 | 2/8(土) 9:15〜17:00 |
当事者・専門家からのフィードバック 研究倫理、助成金、ピッチ、事後テスト |
講義/ワーク/ ヒアリング |
最終発表の準備 |
東京 | 2/22(土) 10:00〜18:00 |
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第8回 | 大阪 | 3/15(土)※1 10:00〜18:00 |
最終発表 | 発表 | |
東京 | |||||
1day ワークショップ |
仙台 | 8/31(土) 10:00〜17:00 |
ヒアリング、ニーズの特定、アイデア創出 | 講義/ワーク/ ヒアリング |
|
任意 | 大阪 | 11/25(月)〜27日(水) 初日13:00〜17:00/ 9:00〜17:00 (最終日のみ16:00) |
ニーズ・シーズマッチング交流会2024 大阪会場 ※2 | イベント参加 | |
任意 | 東京 | 12/10(火)〜12日(木) 初日13:00〜17:00/ 9:00〜17:00 (最終日のみ16:00) |
ニーズ・シーズマッチング交流会2024 東京会場 ※2 | イベント参加 |
本年度は、一般応募とNeed Knower一部参加型の2通りの応募をいたします。
*Need Knower:本事業では、対象とする領域の障害がある方を指します。
大阪会場では視覚障害者を、東京会場では脊髄損傷による障害者をNeed Knowerとして、一般応募およびNeed Knower一部参加型で優先して採択いたします。
【一般応募】
全ワークショップへの参加が必要になります。
Need Knowerの方の優先枠を設定しておりますが、全ワークショップに参加いただく必要があります。
【Need Knower一部参加型】
Need Knower(視覚障害・脊髄損傷による障害者)の方のみオンライン参加を含め一部参加応募できます。
*開催場所及び開催スケジュールは同じです
*詳細は以下をご参照ください
(受付期間)2024年7月15日(月)〜2024年8月20日(火)17:00まで
専用フォームよりご応募ください。
参加費無料
東京会場、大阪会場 各12名程度
書類選考(応募者多数の場合は面接をすることがあります)
募集は締め切りました
今年度の募集は終了いたしました。
8月26日(月)頃に合否の連絡をメールで通知いたします。
仙台の1Dayワークショップは8月28日まで募集しています。
・大阪会場、東京会場ともに、一部ワークショップに参加いただけます。各会場・各ワークショップにおいて3名程度を応募いたします。
・視覚障害・脊髄損傷による障害者の方を今回は対象としています。
*以下のような参加要望のある方を対象にしています
・ニーズの提供を行いたい、一緒にブレインストーミングに参加したい、プロトタイピングを一緒に行いたい、プロトタイピングへのフィードバックを行いたい方
募集は締め切りました
1Dayワークショップを開催いたします。Need knowerへのヒアリング、ニーズの特定、アイデア創出までを予定しております。
講義、ワークショップ担当
理学療法士・障害科学博士。東京大学医学部附属病院バイオデザイン部門 特任助教。ジャパンバイオデザインアシスタントファカルティ。研究者、企業への医療機器、支援機器の開発支援に従事。2019年ジャパンバイオデザインフェロ―シップ修了。
講義、ワークショップ担当
理学療法士・保健医療科学博士。大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 未来医療学寄附講座(特任研究員)光産業創成大学院大学(非常勤講師)。臨床・教育、ベンチャー企業、厚生労働省専門官の経験あり。2022年度 ジャパンバイオデザインフェロ―シップ修了。
Co-Founder
歯科医師・医学博士。東京大学医学部附属病院バイオデザイン部門 部門長。プレモパートナー株式会社 共同創業者取締役CSO。スタンフォード大学発の医療テクノロジースタートアップ人材育成プログラム“バイオデザイン“を運営。
CEO、事業責任者
早稲田大学大学院修了(工学修士)金沢工業大学大学院修了(MBA)。慶應義塾大学病院にて血液凝固の研究後、大手外資系医療機器企業数社にて就業。2019年プレモパートナー株式会社を共同創業(代表取締役)。東京都AMDAPカタライザー、文部科学省 科学技術・学術審議会専門委員
Ax Robotix株式会社 代表取締役社長
千葉工業大学および同大学院卒業 Panasonicにて溶接ロボットの組込みソフト開発に従事。またエンジニアとして株式会社Photosynthの立ち上げに参加し日本初のスマートロックの開発を試作から量産まで一貫して担当する。その後、フリーランスとして複数社のハードウェアスタートアップの立ち上げや新規事業のプロダクト開発に携わる。
一般社団法人日本福祉用具・生活支援用具協会
事務局次長
日本電気㈱中央研究所及び医療ソリューション事業部にて医療・福祉分野の情報機器・ソリューションの研究・構築経験を経て、現在、一般社団法人日本福祉用具・生活支援用具協会事務局にて、省庁と福祉用具企業との連携及び国内/国際標準化(ISO/JIS)の構築・展開事業に従事。
横浜市総合リハビリテーションセンター
横浜市立大学医学部卒業。その後、リハビリテーション科医師として、横浜市立大学医学部付属病院、神奈川リハビリテーション病院、国立長寿医療研究センター、横浜市立脳血管医療センター、横浜市障害者更生相談所(所長)などを経て、R2年4月から横浜市総合リハビリテーションセンターセンター長として勤務
日本ライトハウス情報文化センター サービス部長
2004年日本ライトハウス入職。製作部(録音図書製作係)、総務部を経て、2020年よりサービス部長。バリアフリー上映会など、地域・関係団体と連携して多数のバリアフリー企画を担当。また、視覚障害障害の方が楽しめる耳で聴く映画「シネマデ・デイジー」を発案し全国に展開。障害者放送協議会委員(日本盲人社会福祉施設協議会 情報アクセシビリティ委員)、視覚障がい乳幼児研究会 役員。
IBC一番町弁理士法人
大学院(工学修士)を修了後、国内特許事務所にて弁理士として勤務。国内医療機器メーカーへの出向経験を機に、医療機器ビジネス関係の知財業務に従事。AMED関連事業の知財メンターやアカデミア主催の医療機器開発プログラムの外部アドバイザー等を務める。また、これらのプログラムを経て設立されたスタートアップ企業の知財マネージャーを兼務。
帝京大学医療技術学部視能矯正学科
視能訓練士・医学博士。帝京大学医療技術学部視能矯正学科 准教授。アカデミアの立場から視機能評価法の確立および視覚の基礎研究をメインに行い、研究成果の社会実装を目指し、医療機器開発を進めている。
神奈川リハビリテーション病院
自動車デザイン関連の会社にてモデラーとして従事。その後、現職の神奈川リハビリテーション病院にてリハビリテーションエンジニアとして従事。車椅子や電動車椅子に関わる業務や3Dプリンタを利用した自助具製作などをおこなっている。佐賀大学大学院修士課程修了(医科学)。
シスネット株式会社
大学卒業後、現所属会社の前身となる会社に入社。その後、ソフトウェアエンジニアとして、画像処理装置、分析機器等の開発に従事後、放射線治療用呼吸同期シンクロナイザ等の開発に従事。以降、ヘルスケア事業部の立ち上げを行い、福祉機器・リハビリテーション機器を中心に4製品を上市し、現在もヘルスケア事業の責任者として業務に従事。
※掲載五十音順
※他、順次掲載予定
ファシリテーター
2022年度修了生、大阪会場担当
ファシリテーター
2022年度修了生、大阪会場担当
ファシリテーター
2023年度修了生、大阪会場担当
ファシリテーター
2023年度修了生、東京会場担当
ファシリテーター
東京会場担当
ファシリテーター
東京会場担当
ファシリテーター
東京会場担当